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あなたも鉄道で素敵な旅に出掛けませんか?
阿蘇・高千穂をたずねて
2007/07/07〜08
平成17年の台風14号で不通となった高千穂鉄道と未成線をレンタカーでたずねました。
野洲 7月7日 5:09発
7月7日、くもり。
九州、特に熊本が大雨らしい。
今回は伊丹(いたみ)空港が7:45発と早いので、野洲(やす)まで車で行って野洲発の電車に乗ることにしました。
703K普通姫路(ひめじ)行(223系12両)に乗ります。
京都 5:43着/6:00発
今回は京都から大阪空港交通のリムジンバス、大阪空港行に乗ります。
アバンティの前から出るのですが、八条東口が朝早くて開いておらずちょっとあせりました。
料金は1280円。
京都南から名神に乗り、中国道に入って豊中(とよなか)で降ります。
道路も空いていたので所定の所要時間より早くつきました。
大阪空港 6:41着/7:45発
展望台から 展望台から
JAL B737(JA8994) JALのB777群

JALエクスプレス(JEX)の2383便熊本空港行に乗るのですが、天候次第で福岡に向かうとのこと。
最近こんなの多いですねぇ。
機種はJEXのB737−400、機体番号はJA8995でした。
席はクラスJの84Aです。
伊丹空港は長い方の滑走路(32L)からの離陸でした。
熊本空港 8:52着
タラップ車 JAL B737(JA8995)
JAL B737(JA8995)

何とか無事に着陸できました。
ですがいつもの通路が伸びてくるのではなく、スカイネットアジア航空のロゴが入ったタラップ車が近づいてくるではありませんか。
外は雨なのに…。
JASのカラフルな傘を差して歩きました。

ここからはレンタカー。
JALエアプラス、今回もトヨタレンタカーで48時間1万円のパッソです。
天気がよければ阿蘇山へ向かおうかと思っていたのですが、雨も降っていたので南阿蘇鉄道沿線を目指すことにしました。
阿蘇下田城ふれあい温泉 9:30頃
阿蘇下田城ふれあい温泉駅 阿蘇下田城ふれあい温泉
運休中
温泉

阿蘇下田城(あそしもだじょう)ふれあい温泉に到着。
ここは温泉を併設した駅になっています。
料金は400円。
大雨で鉄道が運休していて、運行が再開するまでの待ち時間に入っている人もいました。
南阿蘇水の生まれる里白水高原 10:15頃
南阿蘇水の生まれる里白水高原 南阿蘇水の生まれる里白水高原

隣の駅、南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん)へ。
雨のため車から降りませんでしたが写真だけ撮りました。
この駅は日本一長い駅名として有名な駅で、一度は一畑(いちばた)電車の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前」駅にタイトルを譲っていましたが、同美術館閉館に伴い「松江イングリッシュガーデン前」と改名したため、最長駅名の駅に返り咲いています。
高森 10:40頃
高森

高森湧水(たかもりゆうすい)トンネル公園に立ち寄ろうかと思っていたのですが、雨のおさまる気配がないのでとりあえず駅へ。
こちらも車の中から写真を撮りました。
高千穂トンネルの駅 11:15頃
喫茶ぽっぽ TR300
車内

国道325号線を走り、宮崎県に入ると小雨になってきました。
左手にSLと高千穂鉄道の車両が置いてあるのを見て立ち寄ることにしました。
ここは「高千穂観光物産館 トンネルの駅」と呼ばれていて、食事や土産物の販売があります。
まずは「喫茶ぽっぽ」で食事にしました。
高千穂鉄道で活躍したTR300形の中で食事ができます。
車両は線路の上に置かれていて、まるで今にも走り出しそうでした。

48647

隣には大正時代のSL、8620型48647号機も置かれています。
その後ろにはトンネルがあり、まるで走り抜けてきたようにも見えました。

貯蔵庫 葛原トンネル
焼酎の樽
高千穂線 未成線地図
未成線 写真
幻の九州横断鉄道

観光物産館の脇、高千穂方にもトンネルがあり、こちらは「ひむかのくろうま」で有名な神楽酒造の焼酎貯蔵庫になっています。
延岡(のべおか)から高千穂に伸びてきた高千穂線と、立野(たての)から高森に伸びてきた高森線をつなぐべく工事は進んでいたのですが、高森トンネルで湧き水が収まらず工事は凍結されてしまいました。
完成していたトンネルは長らく封印されていたのですが、年中気温と湿度が一定のトンネルは焼酎を熟成させるのにちょうどいいということで、神楽酒造が葛原トンネルを、雲海酒造が上野トンネルを焼酎貯蔵庫として使っています。
物産館では神楽酒造の焼酎の販売・試飲コーナーがあるのですが、レンタカーを運転してる身なので試飲はせずに焼酎の購入だけしました。
高千穂 12:10頃
高千穂駅 高千穂駅
高千穂駅 高千穂駅
お知らせ 高千穂鉄道本社

高千穂鉄道は2005年9月の台風14号によって鉄橋が流出するなどの被害にあい、運休されてしまいました。
現在でも廃止ではなく「休止」という扱いになっており、地元有志による「神話高千穂トロッコ鉄道株式会社」が再開の道を模索しています。
高千穂駅は車両の姿が見えずひっそりとはしていますが、荒れたり寂れた感じはなく、いつでも再開できるような雰囲気でした。
日之影温泉 12:35頃
ナビに従い狭い県道237号線を走ります。
道路と並んで流れる五ヶ瀬川は、大雨で濁流が流れていました。

日之影温泉駅 日之影温泉駅
日之影温泉駅 日之影温泉駅
そのままの時刻表
流された道床 流された道床
ポツンと立つ信号機

日之影温泉(ひのかげおんせん)は駅舎併設の温泉施設として有名でしたが、現在では列車が来ないどころか線路の道床が流されたままで寂しい限りです。
線路も途切れていて上り場内信号機と2番線の下り出発信号機には赤がともっていました。
駅の1階は売店、2階は温泉施設になっています。
料金は500円でした。

第3五ヶ瀬川橋梁

さらに県道を下流へ。
吾味(ごみ)駅付近の第3五ヶ瀬川橋梁は流されてはいないものの流木などが引っかかったままになっていました。
槇峰 13:35頃
槇峰駅 槇峰駅
槇峰駅 槇峰駅
槇峰駅

トロッコ列車として復活することになれば槇峰(まきみね)が終点になります。
周りは住宅ぐらいしかないのですが、この先の第2五ヶ瀬川橋梁が流されてしまったため再開できるのはここまでとなり、DMVで延岡方面に延ばす計画もあるようです。
第2五ヶ瀬川橋梁 13:45頃
五ヶ瀬川 第2五ヶ瀬川橋梁
第2五ヶ瀬川橋梁跡地 第2五ヶ瀬川橋梁

亀ヶ崎(かめがさき)駅に向かう第2五ヶ瀬川橋梁は流され、その後跡形もなく撤去されていました。
行きませんでしたが川水流(かわずる)駅付近の第1五ヶ瀬川橋梁も流されてしまっています。

国道218号線に出て高千穂方面へ戻ります。
高千穂峡 14:50頃
高千穂峡 淡水魚水族館

せっかく高千穂に来たのだから高千穂峡の舟下りしたいなと思ったのですが、さすがに川が荒れていてそれどころではありません。
淡水魚水族館でお魚を見ただけでした。
岩戸屋
天岩戸(あまのいわと)神社東本宮の脇にある旅館、岩戸屋さんで泊まりました。
食事を早めに済ませ、19:30発の旅館の送迎バスで高千穂神社に向かいます。
高千穂神社 19:50頃
夜神楽 夜神楽
夜神楽 夜神楽
夜神楽 夜神楽

高千穂神社の神楽殿で毎夜20時から夜神楽が行われています。
本来は農家で秋の収穫後から冬にかけて、氏神様を家に迎え夜神楽三十三番を奉納するというもの。
ですがここでは観光客向けに代表的な四番(手力雄の舞、鈿女の舞、戸取の舞、御神躰の舞)が行われています。
意外に話の中に出てくる神様が人間くさいので飽きることなく楽しめました。
夜神楽は1時間ほどで終わり、送迎バスは天岩戸温泉へ。
日帰り入浴施設で温泉に浸かり、宿へと戻りました。
岩戸屋 7月8日
8日は曇り。
8時過ぎにチェックアウトしました。
天岩戸神社(東本宮) 8:15頃
東本宮 鈿女(うずめ)
東本宮

まずは宿からすぐ近くの東本宮に参ります。
東本宮の先に天照大神(あまてらすおおみかみ)の神話で有名な天岩戸がありますが、先には進めませんでした。
天岩戸を拝むには、対岸にある西本宮からとなります。
天岩戸神社(西本宮) 8:35頃
西本宮 手力雄(たぢからお)
天岩戸神社

まだ時間も早いため土産物屋は閉まっていました。
東本宮とは違い、西本宮には神主さんもいてお守り等も買うことができます。
ひと通りお参りし、高千穂を後にしました。
国道325号線で高森を目指します。
高森トンネル涌水公園 9:45頃
高森トンネル涌水公園 七夕祭り
ウォーターパール トンネル内のキロ程
行き止まり 七夕祭り 七夕祭り
七夕祭り 七夕祭り 高森トンネル涌水公園
高森トンネルの歴史

高千穂線延伸工事の際、高森トンネル内で大量の涌き水があり、工事は中止されてしまいました。
高森涌水トンネル公園はそのトンネルを公園としたものです。
ちょうど七夕まつりが行われていて、トンネル内にたくさんの七夕飾りが輝いていました。

阿蘇山の牧場 阿蘇山の牧場

今度は阿蘇山(あそさん)に向かうため県道111号線を走ります。
山の中腹には牧場があり牛が放されていました。
阿蘇山西 11:00発
阿蘇山西 阿蘇山西
ロープウェー

駐車場に車を停め、阿蘇山ロープウェーに乗ります。
91人乗りの大きなゴンドラですが、観光バスの団体が乗り込むので結構混んでいました。
火口西 11:05着/11:41発
火口 火口
砂千里
砂千里
案内図
火山ガス注意

阿蘇中岳(なかだけ)の火口を見に行きました。
喘息持ちの方は気をつけるようにと火山性ガスの警告灯があります。
カルデラに溜まった水は青白く濁った水で、とても神秘的でした。

戻りもロープウェーで戻ります。
阿蘇山西 11:46着
草千里展望所

今度は県道111号線を阿蘇駅方面に下りていきます。
阿蘇 12:15頃
阿蘇駅

阿蘇駅から国道57号線を走ります。

内牧駅横の踏切(キハ147)

途中大雨による道路陥没のため国道57号線が通行止めになっていたので、内牧(うちのまき)方面に迂回します。
赤水(あかみず)で国道に戻り、空港へと向かいました。
熊本空港 16:26発
レンタカーを返却し、空港で食事と土産選び。
宮崎の東国原知事のグッズも多く並んでいました。

JAL A300-600R(JA015D) AMX DHC-8-Q103(JA81AM)

この日も天候が悪く、到着便が熊本空港に降りられない場合は欠航になりますとのこと。
そんな中、天草(あまくさ)エアラインのボンバルディアが飛び立っていきました。

J-AIR CRJ200ER(JA204J) J-AIR CRJ200ER(JA204J)
AMX DHC-8-Q103(JA81AM) J-AIR CRJ200ER(JA204J)
AMX DHC-8-Q103(JA81AM)

JAL2386便伊丹空港行は、遅れながらも無事に着陸しました。
機種はJ−AIRのボンバルディアCRJ200、機体番号はJA204Jで旧塗色の機体です。
機体整備の間、搭乗を待っていると、先ほど飛び立ったはずの天草エアラインが戻ってきました。
天草空港の天気が悪くて引き返したそうです。
搭乗はしたものの、この日はいろいろと運行状況が乱れていたようで、滑走路の着陸待ちをタクシーウェイで長く待たされました。

離陸後、普段よりベルトサインが長めに点灯していて、やっと消えたと思ったら松山付近で揺れが発生し、再度ベルトサインが点灯しました。
大阪空港 17:39着/18:00発
32Rに到着。
CRJとはいえ短い滑走路いっぱいに使われると怖いですね。

バスからの写真

遅れたせいかもしれませんが、久しぶりに到着口までバスに乗せられました。
空港からは新大阪行きのリムジンバスに乗ります。
新大阪 18:28着/18:34発
新快速米原(まいばら)方面敦賀(つるが)行(223系8両)に乗ります。
能登川 19:39着