大和ミュージアムに行くために降りたのですが、それよりも目立ったのが「
てつのくじら館」(海上自衛隊呉資料館)の潜水艦「
あきしお」
とりあえずこちらに並びます。
国の施設で入館料無料ということもあり、多くの人でした。
まず館内に入ると
掃海(機雷を除去する作業)についての展示。
無人艇で音波や磁気を出して爆発させたり、爆雷を落として除去したりするそうです。
また金属製の船では磁気によって機雷が爆発する恐れがあるため、掃海艇は巨大な船でありながら木造船なんだとか。
初めて知りました。
最上階は潜水艦に関する展示。
そしていよいよ「あきしお」の中へ。
あきしおは排水量2250t、全長76.2m、高さ10.2m、幅9.9mという巨大なもの。
1986年就役、2004年退役ということで、わずか18年で退役してしまったことを考えると税金の使い道としてどうなのかと考えてしまいますね。
船内は狭く、一度潜ると30日程度は浮上しないということなので、乗員は大変だと思いました。

こんどは大和ミュージアムへ。
前には
戦艦陸奥(むつ)の主砲、スクリュー、舵、錨などが展示されています。

特別展「呉と潜水艦」では日本海軍の歴代の潜水艦がパネルや模型で展示されていました。
回天を積載して出撃した
イ37潜水艦の模型もありました。
先ほどの「あきしお」も大きいと思いましたが、それよりも長く108.7mもあったそうです。

こんどは常設展示。
まず目を引くのは
戦艦大和の1/10模型。
全長263m、幅38.9m、排水量65000tという巨大な船で、乗員も3000人を超え、最期の時には3332人だったそうです。
昭和16年12月16日に竣工してから3年あまり、昭和20年4月7日に沖縄特攻作戦に向かう中で、不沈戦艦は米軍の猛攻に沈みました。
日本が戦争に突入して戦争終結までどういった道をたどたっかという展示があったのですが、ゴールデンウィークということもあって人が多くゆっくり見れなかったのが残念でした。
途中、呉で建造された艦船の写真パネルを見ていると、戦時中海軍に行っていた家族を亡くされたというご婦人に声をかけられました。
乗っていた船の写真を探していたそうです。
毎年9月に海軍墓地で行われる慰霊祭には毎年参加しているとのこと。
戦後60年以上経ちますが、残された人たちにとって戦争は昔話ではないのですね。

今度は回天一型の元となった93式酸素魚雷。

92式電池魚雷を改造した回天十型の試作型も展示されていました。

また回天と同じく特攻兵器とされた
海龍も展示されています。
こちらは魚雷2本を搭載可能ですが、実際には魚雷そのものが足りなかったため先端に爆薬を積んで特攻用にされたようです。

零戦としてあまりにも有名な
零式艦上戦闘機の62型と、1000馬力の星型空冷エンジン「栄」も展示されています。
あと少しながら「
宇宙戦艦ヤマト」に関連する展示もありました。
駅に戻り、3935M広島行(103系4両)に乗りました。

途中、天応(てんのう)で見かけた115系。
車体更新車なのですが、このカラーリングで雨どいが上部に移るとなんだか小田急に見えて仕方ありませんね。